アレグラ服用による月経異常

アレグラ服用による月経異常

2014.02.28

〈症例〉
20代女性
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(皮膚科)
・アレグラ錠60mg         2T
 分2 朝夕食後         28日分

・ネリゾナソリューション0.1%  40ml
 頭に
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投薬時に「アレグラで生理が遅れることはありますか?アレグラを飲んでいると生理が来ない。」と質問あり。
生理が来そうな期間になるとアレグラの服用を中止して生理が来るようにしているそう。

・月経異常について 
月経異常の発現機序は不明だが、一般に、抗アレルギー剤による月経異常は頻発月経、つまり月経の周期が短くなるタイプがほとんどで、無排卵周期症になっている可能性が考えられる。
抗アレルギー剤には抗ヒスタミン、抗ロイコトリエンおよび抗PAF等の幅広い作用がある。卵巣での排卵、脳下垂体からのゴナドトロピン分泌等にはそれらのメディエーターが関与していることが動物実験で明らかにされており、ヒトでもそれらの生理反応を阻害し月経異常を引き起こすことが予想される。

 <参考文献>
厚生省医薬安全局の発表した医薬品等安全性情報
医薬品副作用情報 No.126 1994年5月

大阪府医薬品等副作用研究会:医薬品等の副作用に関する調査研究報告書(平成4年度版)
順天堂大学医学部助教授 三橋直樹

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抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤で、月経等に関する副作用報告がある薬剤を調べた。

○添付文書に月経異常、月経障害、生理不順、月経困難、月経異常などの副作用報告がある薬剤
・バイナス
・セルテクト
・オノン
・アイピーディー
・クラリチン
・アコレート
・ベガ、ドメナン
・アレロック
・アレジオン
・ゼスラン、ニポラジン
・エバステル
・アレグラ
・ジルテック
・タリオン
・アゼプチン
・ダレン、レミカット
・ザジテン
・ザイザル
・リザベン
・ポララミン

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