ストーマ患者に投与されたボルタレンサポ

ストーマ患者に投与されたボルタレンサポ

2013.06.28

<症例>

泌尿器科
----------------------------------------------------------
ユリーフ錠4mg 2錠 2×朝・夕食後 30日分
ベシケアOD錠5mg 1錠 1×朝食後 30日分
ボルタレンサポ50mg 疼痛時 5回分
----------------------------------------------------------

<患者背景>
数年前に外科で大腸がんの手術をうけ、ストーマ設置。現在も外科でフォロー中。
今回は排尿痛の訴えがあるため泌尿器科からボルタレンサポが追加となった。
使用法はお尻から挿入と言われているが、完全に閉じていると聞いた気がすると発言されたため外科の主治医に確認。
本人の発言どおり完全に閉じていることが確認でき、問い合わせにより錠剤へ変更となった。

 <メーカー確認>
ストーマ設置の患者には坐薬を推奨していない。
ストーマから挿入し、血中濃度がさがるものの、効果が得られたとする報告もある。
そのためメーカーのサイトQ&A(ノバルティス)に使用例を記載しているが、使用法を間違うと炎症の原因になるためお勧めしない。
また、直腸をわずかながら残存している患者に対して坐薬を直腸挿入する症例もあるらしく、今までに数件メーカーへ問い合わせがある。
直腸が残存していれば、粘膜吸収が期待できるとする考えなのだろう。 

© 2017 双和薬局