小児に対するバップフォー錠の投与量について

小児に対するバップフォー錠の投与量について

2013.04.12

Rp:トフラニール(10)3T2×朝夕食後 (朝1夕2)/60日分
  バップフォー(10)1T1×夕食後 /60日分

<文献①>
薬効報告 小児に対する塩酸プロベリン(バップフォー錠)の安全性と有効性について 
―特に遺尿症に対する検討―

○対象症例
次の条件をいずれも満たす症例を対象とした。

1)神経因性膀胱あるいは不安定膀胱で遺尿(夜尿・昼間遺尿)を伴う患者
2)6歳以上15歳以下の患者
3)自然排尿の患者
4)夜尿が1週間に4日以上あるいは昼間遺尿を認める患者

○投与方法
夜尿を主訴とする場合―バップフォー錠(10)1T1×夕食後/28日分
昼間遺尿を主訴とする場合―バップフォー錠(10)1T1×朝食後/28日分
なお、年齢、体重、症状により適宜増減とするが、1日20mgを限度とした。

投与量については、1日投与量は10mgが大半で、夜尿を主訴としている症例が多かったため、夕食後が大部分となった。開発国であるドイツにおいて、小児へは1日2回0.4mg/kgを投与しており、特に夜尿症に関しては夕方1回で有効とされている。

<文献②>インタビューフォーム 小児等への投与

○副作用について
使用成績調査及び特別調査における小児の副作用一覧を以下に示した。小児使用例は171例(15歳以下、最低使用年齢5歳)で、そのうち副作用が認められた症例は6例、6件であり、副作用発現率は3.51%(6例/171例)であった。6例のいずれの副作用も「使用上の注意」に記載のある程度の副作用であり、その後の復帰は回復あるいは軽快していた。

<参考文献>
小児科臨床 VOL.51,NO.5 PAGE.1039-1045 1998
バップフォー錠 インタビューフォーム

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