葛根湯1回2包(5g)投与の効果

葛根湯1回2包(5g)投与の効果

2014.03.28

<処方>
ツムラ葛根湯 2包 1×医師の指示どおり 3回分
風邪の初期に対する処方とのこと。

添付文書より、「1日7.5gを2~3回に分けて服用」とあり。

 <文献報告>
インフルエンザ様疾患の初期に葛根湯2包(5g)を3時間毎に熱湯に溶かして内服することで、
3回の内服で完治したとする報告がある。

 メーカーとしては、添付文書に従いDrのさじ加減で増量可だが、1回2包の継続服用は保険適応上お勧めしないとのことだった。

 <追記>
他に同様の使い方で効果があるものとして、
○大黄牡丹皮湯・・・急性虫垂炎病初期に短時間頻回投与
○小青竜湯・・・花粉症の初期など急性期の重症な症例に1回2包を頓用
上記の報告がある。

 

<参考文献>
・インフルエンザ様疾患の病初期に葛根湯の短時間頻回投与法が著効した3例.田中 哲二.漢方医学 Vol.25 No.3 2001
・漢方薬によるアレルギー性鼻炎の治療.荻野 敏.アレルギーの臨床 30(8),2010

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