アグリリンカプセル0.5mg(シャイアー・ジャパン)

アグリリンカプセル0.5mg(シャイアー・ジャパン)

2015.02.06

【一般名】アナグレリド塩酸塩水和物

効能・効果
本態性血小板血症

用法・用量
1回0.5mgを1日2回より開始。
増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量0.5mgずつ行い、1日4回を超えないこと。
最大1日用量10mg(1回2.5mg)

一包化・脱Capの可否 
検討データなし

食事の影響 
なし

同種・同効薬  
ハイドレアカプセル

同種・同効薬との比較
副作用が違う 
*ハイドレア:爪色素沈着、口内炎、皮膚潰瘍、骨髄抑制など
*アグリリン:貧血、頭痛、動悸、下痢、末梢性浮腫など

初回投与時の注意
・アスピリン、ワーファリン等と併用する場合は出血のリスクに注意すること
(出血の既往歴がある人はできれば使用しない)
・ハイドレアとの併用もあり。切り替える場合は半年ほどかけて徐々に切り替えていくのが理想

その他特記事項
・第一選択薬としての使用も可能
・ハイドレア効果なし、副作用中止に対し、長期にわたり血小板減少効果を示した
・DNAの合成を阻害しないため、変異原性/白血病誘発性なし

付録
・本態性血小板血症 発症ピーク50~60歳
40歳未満10-25%、若い世代にも発症する

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