イノベロン錠 100mg・200mg(エーザイ)

イノベロン錠 100mg・200mg(エーザイ)

2015.04.22

【一般名】 ルフィナミド

効能・効果
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないレノックス・ガストー症候群における強直発作及び脱力発作に対する抗てんかん薬との併用療法(単剤では使用しない)

 用法・用量
<4歳以上の小児>
体重 15.0~30.0kg 
1・2日目:200mg/日
3日目以降:2日間毎に200mg以下ずつ漸増する
維持使用量:1000mg/日

<4歳以上の小児及び成人>
1・2日目 400mg/日
3日目以降:2日間毎に400mg以下ずつ漸増する
維持用量:体重30.1~50.0kg→1800mg/日
     体重50.1~70.0kg→2400mg/日
     体重70.1kg以上→3200mg/日

一包化の可否 
可 
(粉砕も可)

 食事の影響
あり(空腹時及び食後に単回経口投与したとき、食後投与では空腹時と比べCmax及びAUCはそれぞれ56%及び34%上昇)

 その他特記事項
主な副作用は傾眠、食欲減退、嘔吐、便秘 

付録
ストレックス・ガストー症候群について
LGSは希少かつ重篤なてんかん症候群のひとつであり、その多くは脳症など何らかの脳の器質障害を有し、通常は就学前の小児で発症する。複数のてんかん発作型を示し、発作が頻回に発生することに加え、知的発達の遅れやパーソナリティ障害を伴うことがこの疾患の特徴。ほとんどの症例で強直発作(筋肉の攣縮)、脱力発作(突然の筋緊張の弛緩)および欠神発作(短時間の意識消失)が認められる。強直間代発作(大発作)やミオクロニー発作(突発的な筋肉の攣縮)などを発現する場合もある。その中でも強直発作や脱力発作は、転倒発作と呼ばれるLGSに特徴的な発作のひとつで、突然激しく倒れ、しばしば外傷を負う。LGSの患者様は外傷予防のために顔面保護機能付きのヘルメットを装着することもある。LGSの治療は抗てんかん薬による薬物治療が主体となるが、薬物治療で発作の抑制が困難な重症例には外科的手術が行われる場合もある。

 

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