シュアポスト錠(大日本住友製薬)

シュアポスト錠(大日本住友製薬)

2012.08.01

【一般名】レパグリニド

効能・効果
2型糖尿病における食後血糖推移の改善 (超速効型)
ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る
1.食事療法・運動療法のみ
2.食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用

用法・用量
成人にはレパグリニドとして1回0.25mgより開始し、1日3回毎食直前に経口投与
維持量は通常1回0.25mg~0.5mgで必要に応じて適宜増減
1回量を1mgまで増量できる

一包化の可否       可(割線はあるが、吸湿性があるので30日以内に使い切るのが望ましい)

食事の影響    あり(小腸で吸収される為、食後投与では吸収が得られず効果が減弱する) 

同種・同効薬  
スターシス、ファスティック、グルファスト、(グルベス配合錠)

同種・同効薬との比較  
・食後高血糖及びHbA1cを改善
(ナテグリニドと比べて食後高血糖は同程度、HbA1cでは有意差あり)
・胆汁排泄型なので、軽度や中度の腎障害にも使いやすい
・低血糖の頻度が高い(シュアポスト19%、他のグリニドは10%程度)

初回投与時の注意  
・他のグリニドからの切り替え時も1回0.25mgからの開始が望ましい

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