トルリシティ皮下注0.75mgアテオス(大日本住友製薬)

トルリシティ皮下注0.75mgアテオス(大日本住友製薬)

2015.10.09

【一般名】 デュラグルチド

効能・効果
2型糖尿病 (GLP-1受容体作動薬)

用法・用量
通常、成人には、デュラグルチド(遺伝子組替え)として、0.75mg」を週に1回、皮下注射する。

食事の影響 
なし

同種・同効薬  
ビクトーザ皮下注、バイエッタ皮下注、ビデュリオン皮下注

同種・同効薬との比較
・週1回。効果は7日間安定している
・他剤に比べ操作が簡単
・針はあらかじめセットされており、取り付ける必要が無い
・全ての糖尿病薬との併用可 
・1剤目としての投与も可能
・ビデュリオンに比べ注射部硬結が起こりにくい(ビデュリオン:34.9% トルリシティ:0.2%)

初回投与時の注意
・1回1本使いきり
・空打ち不要
・使用前に振る必要が無い(振っても問題はない)
・副作用で食欲が減退することがある(胃内容排出遅延作用)
・2~8℃遮光保存(30℃以下の常温では14日までは使用可)

その他特記事項
・使用開始2日目で最高血中濃度到達
・半減期は4.5日 31.5日で体内から消失する
・単剤の場合、低血糖のリスクは少ない。SU剤との併用によりリスクが増大
・悪心などの消化器症状の副作用(5%程度)は、投与初期(2週間)に多いがその後減少する。
・打ち忘れた場合、次の投与まで3日(72時間)あれば投与可能
・薬価 3586円/1キット
・注入ボタンは押したままにしなくてよい。(押したままでも問題ない)
・2016.9月~長期処方OK

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