バイエッタ皮下注5μg・10μgペン300(日本イーライリリー

バイエッタ皮下注5μg・10μgペン300(日本イーライリリー

2013.01.23

【一般名】エキセナチド

効能・効果
2型糖尿病(SU剤、SU剤+ビグアナイド系、SU剤+チアゾリジン系を使用しても十分な効果が得られない場合)
(単剤療法での有効性及び、安全性は確立していない)

用法・用量
1回5μgを1日2回朝・夕食前60分以内に皮下注射。その後、1ヶ月以上の間隔をあけて、1回10μgに増量可能

食事の影響   あり(食後投与だと効果なし)

同種・同効薬  ビクトーザ皮下注

比較  
・インスリン製剤と違い、単位を自分で設定する必要なし(バイエッタは固定用量)
・空打ちは、開封後最初の1度だけでよい

注意 
・打ち忘れた場合や食事中に気付いた場合は1回飛ばす
(食事中もすでに、血糖値は上がっていると考えられるため)    
・副作用で悪心があるが、次第に慣れる。
(打つ時間を変えて改善することもあり→前後どちらに変えるかは患者によって異なる) 
・食前60分以内であれば、いつ打っても効果に差はなし
・5μgは1本で56回分(4週間分)、10μgは1本で28回分(2週間分)

その他特記事項   
・用量依存的にHbA1cを改善
(投与開始24週後:プラセボ:-0.28%、5μg:-1.34%、10μg:-1.62%)
・体重減少作用あり
(投与開始24週後:プラセボ:-0.47kg、5μg:-0.39kg、10μg:-1.54kg)
・食後血糖を改善することによって、血糖値の日内変動を少なくする
・投与開始時は、SU剤を減量することが多い
・透析患者、重度腎機能障害患者には禁忌

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