プラリア皮下注60mgシリンジ(第一三共)

プラリア皮下注60mgシリンジ(第一三共)

2013.10.28

【一般名】デノスマブ

効能・効果
骨粗鬆症

用法・用量
60mgを6ヶ月に1回皮下注射する(上腕、大腿、腹部)

食事の影響  なし

同種・同効薬  
ランマーク皮下注120mg(薬効:多発性骨髄腫による骨病変および固形癌骨転移による骨病変)

同種・同効薬との比較  
ランマークは120mgを4週間に1回皮下注→半分の量を半年に1回でよい

初回投与時の注意    
顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがあるので、投与開始前に歯科処置を出来る限りすませておくよう指導する。口腔内を清潔に保つようにし、歯科受診時には、プラリア投与中であることを歯科医師に告知すること。 

他特記事項   
・骨吸収に必須のメディエーターであるRANKLを特異的に阻害し、破骨細胞の形成を抑制することで骨吸収が抑制され、皮質骨及び海綿骨にて骨密度が増強する。
・腰椎や大腿骨近位部のみならず、皮質骨の多い大腿骨頸部や橈骨遠位端1/3でも骨密度の増加が認められる。
・早期に骨破壊を抑えるため、血中のCa濃度が下がる。→低カルシウム血症があらわれることがあるので、適切にCa(デノタスチュアブル配合錠)およびビタミンDを補充する。
・前立腺ガンにホルモン療法(アンドロゲン遮断)を行うと、骨量が減少して骨折のリスクが高まるため、予防するために併用する。
・プラリアは骨密度を上げて、骨折の発生率を下げるが、ビスオスホネート製剤は、骨密度は上げるが、骨折の発生率を下げるエビデンスはない。
・歯科の治療が必要になった場合、休薬を考慮する(3ヶ月が目安)

付録
低カルシウム血症:痙攣、しびれ、手足の震え、筋肉の脱力など

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