リーバクト配合顆粒ゼリー(味の素製作株式会社 )

リーバクト配合顆粒ゼリー(味の素製作株式会社 )

2013.09.17

【一般名】イソロイシン・ロイシン・バリン顆粒

効能・効果
食事摂取量が十分にもかかわらず低アルブミン血症を呈する非代償性肝硬変患者の低アルブミン血症の改善

用法・用量
1回1包を13回食後

食事の影響  なし

同種・同効薬  
リーバクト顆粒、アミノレバンEN 

比較  
・顆粒を水で服用するときのような、口の中に広がるザラザラした残留感や、義歯の間に入る違和感・痛みがない。
・大量の水を用いず服用可→腹水に悪影響なし

注意    
・アーガメートゼリー(フレーバーアップルあり)と比較するとリーバクト(添付フレーバーなし)のほうが食べやすい。
・冷やした方が食べやすい。凍らせてもOK
・ハチミツ、ジャムなどいれてもよい。
・主な副作用は、腹部膨満感、下痢、発赤

他特記事項   
・1日3回食後服用だが、アルブミンが上がりにくい患者さんでは、朝1個、寝る前2個といった服用法もあり(アルブミンは寝ている間に合成されるため)
・リーバクトは臨床試験で肝硬変からの発ガンリスクを抑制したデータがある。

付録
非代償性肝硬変→「代償性」・・・初期の自覚症状がほとんどない状態
        「非代償性」・・病気が進行して症状(筋肉が落ちる、疲れやすい、出血しやすい、腹水、足がむくむ、こむら返り)がはっきり出てくる状態

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