レキップCR錠(グラクソ・スミスクライン)

レキップCR錠(グラクソ・スミスクライン)

2012.10.24

【一般名】ロピニロール塩酸塩徐放錠

効能・効果
パーキンソン病

用法・用量
1日1回2mgから始め、2週目に4㎎/日。以後経過観察しながら、必要に応じ、2mg/日ずつ1週間以上の間隔で増量。いずれの投与量も1日1回。最大16mg/日まで。

一包化の可否   可(半錠×、粉砕×)

食事の影響    なし(空腹時投与だと消化器症状が起こりやすいため食後投与がよい) 

同種・同効薬  
・麦角剤:カバサール、ペルマックス、パーロデル
・非麦角剤:ビ・シフロール、ミラペックス、ドミン

同種・同効薬との比較  
レキップ速放錠との比較
・1日1回投与(速放錠は1日3回)
・血漿中ロピニロール濃度を24時間良好にコントロールできる
・維持量に早く到達できる
・「早期・進行期の運動能力検査、日常生活動作の改善」において同等(非劣性)
・「Off時間の短縮」において同等(非劣性)(6時間→約2.88時間に短縮)
・ジスキネジーは改善傾向(速放錠10%に対し、CR錠は6.3%) 

初回投与時の注意    
・レキップ錠からの切り替えは翌日から可能。1回用量が最も近い用量へ切り替える。
(速放錠の増量時に少し多めの用量のCR錠へ切り替えるのがベスト)

© 2017 双和薬局