リアルダ錠1200mg

リアルダ錠1200mg

2017.02.03

【一般名】 メサラジン・フィルムコーティング錠

効能・効果
潰瘍性大腸炎(重症を除く)

用法・用量
通常、成人にはメサラジンとして1日1回2400mgを食後経口投与する。活動期は、通常、成人にはメサラジンとして1日1回4800mgを食後経口投与するが、患者の状態により適宜増減する。
1日4800mgを投与する場合は、投与開始8週間を目安に有効性を評価し、漫然と継続しないこと。

一包化の可否 
吸湿・温度に気をつければ可能

食事の影響 
なし

同種・同効薬  
アサコール・ペンタサ

同種・同効薬との比較
・最高用量4800mg/日まで投与可(アサコールは3600mg/日、ペンタサは4000mg/日)
・ 活動期におけるリアルダ4800mg/日の寛解率はアサコール3600mg/日と比較して高く優越性あり。
・寛解期におけるリアルダ2400mg/日の血便の非発現率はペンタサ2250mg/日と比較して高く、非劣性が 認められる

初回投与時の注意
・冷所保存 (常温で3ヶ月は安定なので自宅までの持ち帰りは問題ない)

その他特記事項
・活動期、寛解期を通じて服用回数は1回/日→良好なアドヒアランスが期待できる
・pH応答性コーティングにより、小腸下部付近のpHでコーティングが溶解し潰瘍性大腸炎の病変部位である大腸へメサラジンを送達する。
・マルチマトリックス構造(=親水性基剤と親油性基剤が分散)によりメサラジンの放出が緩やかになり、直腸まで大腸全域へ持続的にメサラジンを放出する
・H29年12月1日より長期投与可
・リアルダ 212円/T<アサコール 228.6円/3T 

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