オキシコンチン錠の吸収・排泄

オキシコンチン錠の吸収・排泄

2013.04.11

<オキシコンチン錠の吸収・排泄>
61歳女性
Rp)オキシコンチン錠5mg 1T 1×夕食後
↓一週間後
Rp)デュロテップMTパッチ2.1mg
へ処方変更。

<背景>
患者は人工肛門を持っている。オキシコンチン錠を服用数日後、排泄物の中に刻印が鮮明に残った状態のオキシコンチン錠があった。服用時の状態と全く同じであったため、薬がきちんと吸収されてないのではないか、効果が出ていないのではないかと不安になり、主治医に相談。外用剤へ変更になった。

<メーカー確認>
オキシコンチン錠はそのままの形状で排泄されることも少なくない。錠剤の刻印も鮮明に残したまま出てくることもあるが、成分はほぼ100%体内へと移行している。
小腸で吸収されるため、小腸上部でのストーマ形成、あるいは下痢がひどいなどの消化異常が起こっている場合には吸収に影響が出る。

・患者は医師より「薬の成分は体の中に入ってるから問題ない」と説明をうけていた。その上で処方変更となっていることから、患者の不安を解消するための切り替えと思われる。
・ストーマ形成の患者には上記情報を提供することで不安解消、コンプライアンス向上へとつながるだろう。また、メーカー回答にもあるように、ストーマの位置によって影響が異なるため、部位の把握も重要である。

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