ザファテック錠50㎎/100㎎

2016.07.22

【一般名】トレラグリプチンコハク酸塩錠

効能・効果
2型糖尿病

 用法・用量
100mgを1週間に1回経口投与
中等度腎機能障害患者では投与量を減量　Ccr＝30～50mL/minで50mg、週一回
同一曜日に服用する。服用を忘れた場合は、気付いた時点で決められた用量のみを服用し、その後はあらかじめ定められた曜日に服用する。

 食事の影響
なし

 同種・同効薬
DPP-4阻害剤

連日服用：ネシーナ、ジャヌビア、グラクティブ、エクア、トラゼンタ、テネリア、スイニー、オングリザ
週1回服用：マリゼブ

 同種・同効薬との比較　　
・世界初、週1回の経口血糖降下薬
・低濃度でも強いDPP-4阻害活性を示し、投与1週間後まで効果が持続する。
・本剤を週1回、12週間投与したとき、最終投与1週間後の血漿中DPP-4阻害率は77.4％であった。 

その他特記事項
・インスリン注射を含め、すべての糖尿病治療薬と併用可。(他のDPP-4阻害剤とは併用不可)
・副作用発現頻度は11.4％(151/901)　低血糖(1.0％)、鼻咽頭炎(1.0％)、リパーゼ上昇(0.9％)
・ザファテックを12週間連日経口投与での副作用はプラセボと同等。
・名称の由来：経口糖尿病治療薬では初めてとなる1週間1回投与製剤であることから、The first technology of weekly DPP-4i を由来としている。