スチバーガ錠40mg　(バイエル薬品株式会社)

2014.10.17

【一般名】レゴラフェニブ

効能・効果
治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌、がん化学療法後に憎悪した消化管間質腫瘍

用法・用量
通常、成人にはレゴラフェニブとして1日1回160mg（4錠）を食後に3週間連日経口投与し、その後1週間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。
なお、患者の状態により適宜減量する。

一包化の可否　
×　被爆の可能性ある為

食事の影響　
あり　高脂肪食の摂取後や食事を摂取せず服用すると効果が弱まる事がある。

初回投与時の注意
・飲み忘れた際、通常の服用時間から2～3時間の経過なら服用可能だが、それ以上経ったら服用しない。
・グレープフルーツやセイヨウオトギリソウを摂取しない。
・手術や抜歯の際は医師に伝える。
・気になる事があったらすぐに医師に連絡をする。
・1週間に1回肝機能検査をする。
・手足症候群の予防・対処法で保湿剤の使用や足の保護を伝える。
・副作用のグレードにより、減量や中止を行いその後症状治まったら再開可能。→詳細は添付文書参照。

その他特記事項
・主な副作用は手足症候群（65.9%）、高血圧（48.5%）、下痢（40.2%）、発生障害（33.3%）、疲労（29.5%）、発疹（28.8%）、脱毛（23.5%）、口内炎（22.7%）、疼痛（22.0%）、食欲減退（21.2%）等。
・薬価　5579円/錠