ビムパット錠50・100mg(更新)
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2018.06.27
【一般名】 ラコサミド
効能・効果
てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)
*H29.8月から単独療法可能
用法・用量
成人にはラコサミドとして1日100mgより開始→1週間以上の間隔をあけて増量→維持用量を1日200mg。いずれも1日2回。
症状により1日400mgを超えない範囲で適宜増減(増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として100mg以下ずつ行う。)
※重度・末期腎障害→1日最高用量300mg
※透析患者:透析後に最大で1回用量の半量を追加投与を考慮すること
※軽度・中度肝障害→1日最高用量300mg
一包化の可否
可能
食事の影響
なし
同種・同効薬
(Na+チャネル遮断作用を持ち、部分発作に適応のある薬)
テグレトール・トピナ・ラミクタール・エクセグラン
同種・同効薬との比較
・急速な不活性化と緩徐な不活性化の2種類のメカニズムでチャネルを制御するので、他の抗てんかん薬より副作用出現率が少ない(テグレトール・ラミクタールは皮膚症状の出現率が高い。トピナ・エクセグランは発汗減少による熱中症)
・テグレトールは第一選択薬。第二選択薬で、トピナ(併用療法)・ラミクタール・エクセグラン・ビムパット(併用療法)
・薬物相互作用がない(P糖蛋白質・CYPの基質ではない)
初回投与時の注意
Naチャネル遮断の薬との併用により浮動性めまい・傾眠などが少し強くなる
妊婦…有益性投与(催奇形性の確立0ではない)
授乳婦…授乳は避けさせること
禁忌…重度の肝障害
その他特記事項
・粉砕は、90日まで変化ないと確認済み
・用量依存的に効果増強
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