ペンタサ注腸とプレドネマ注腸の同時使用

ペンタサ注腸とプレドネマ注腸の同時使用

2013.08.23

<患者情報>
・50歳代男性。潰瘍性大腸炎の治療で、内服薬とペンタサ注腸で治療を行っている。
今回、プレドネマ注腸が追加になった。
・Drから朝と夜に分けて使用するよう説明があった。
・この男性は早朝から深夜まで仕事をしており、ペンタサ注腸1種類だけでも大変なのに、1日2回も注腸を使用するのは大変・・・、とぼやいた。

○消化器科からの処方
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Rp)ペンタサ錠500㎎         8錠       分2       朝夕食後
   マグラックス錠330㎎ 3錠       分3       毎食後
   プレドネマ注腸20㎎    7個       直腸内に注入    (朝)
   ペンタサ注腸1g           7個       直腸内に注入    (寝る前)
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潰瘍性大腸炎の治療で、ペンタサ注腸とプレドネマ注腸の2種類を使用して治療を行う場合、患者にとって肉体的にも時間的にも大きな負担となる。
患者の負担を軽減するために、2種類を混合して使用する方法がある。朝と夕に分けて使用しても、混合使用しても効果に変わりはない、とのことである(キョーリン製薬)。

●2種類の注腸を混合使用する方法●
まず、ペンタサ注腸のノズルを取り外し、上澄み液を2/3以上取り出す。
次にプレドネマ注腸を開栓する。ペンタサ注腸容器の中にプレドネマ注腸液を流し入れ、ペンタサ注腸のノズルを取り付ける。(使用方法一部抜粋)

※注意点
メーカー提供の資料を参考に、薬剤師が実際に混合操作を行ってみた。
ノズルの開栓にかなり力とコツが必要で、うっかり液をこぼしたり、難しいように感じた。
ペンタサ注腸は日光により着色し力価低下するため、予製はできない。
患者が自宅で使用直前に混合することになるが、混合を失敗したときのフォローをどうするか、など主治医と相談の上行う必要があるだろう。

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