甲状腺切除患者に対する高用量のCa剤

甲状腺切除患者に対する高用量のCa剤

2014.12.19

<症例> 69歳 女性
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(処方)
アルファカルシドール1μg 2Cap
チラーヂンS100μg 1錠
各1日1回朝食後    13日分

L-アスパラビン酸Ca200mg 20錠
1日4回 毎食後と寝る前 14日分
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*甲状腺癌のため甲状腺摘出。
摘出後、上記内容で服用中。外来処方は初。

<添付文書>
「アスパラギン酸カルシウムとして、通常成人1日1.2g(6錠)を2~3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。」とあり

<メーカー確認>
甲状腺摘出とともに副甲状腺も取った場合、Caが不足する。
不足の程度は患者個々で異なるためDrの判断で20錠(4g)必要であれば処方されるケースもある。
実際に副甲状腺機能低下症の患者に30錠を120日間投与した報告や、
3g~4gの投与で甲状腺切除術後の上皮小体機能低下症に伴うテタニー症状を防止したとする報告がある。

 <情報提供>
田辺三菱製薬 くすり相談センター

 

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