甲状腺機能低下症に処方されたコートリル

甲状腺機能低下症に処方されたコートリル

2014.01.17

〈症例〉
40代 女性
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・外科より
コートリル錠10mg          1.5T
分2 朝食後(1T)夕食後(0.5T)  60日分

チラーヂンS錠25μg                1T
分1 朝食後             60日分
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コートリルは甲状腺機能低下症に対する処方。

 〈文献報告〉
橋本病ではAddison病を合併することがあり(Schmidt症候群、APS-II)、副腎皮質機能低下症が疑われ場合は、まずステロイドホルモンを補充してから、甲状腺ホルモンを補充する。

中枢性甲状腺機能低下症では、遊離T4の正常化を目安にする。中枢性の場合は、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)分泌不全を伴っていることが多いので、下垂体の機能評価を行い、ACTH分泌不全があるようならまずステロイドホルモンを補充する。 

 副腎皮質機能低下症合併例(Schmidt症候群や中枢性甲状腺機能低下症など)
コートリル錠(10mg) 2錠 分2~3(朝を多めに)

上記でまず開始し、その後チラーヂンS錠(25μg)を追加する。

 <参考>
日経メディカルオンライン
ガイドライン外来診療2009
甲状腺機能異常症
国立病院機構京都医療センター 内分泌・代謝内科 科長 田上 哲也

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