眼瞼痙攣に対するボトックス注

眼瞼痙攣に対するボトックス注

2013.04.12

<症例>
57歳男性
病院の脳神経内科で眼瞼痙攣のためにボトックス注治療

<患者背景>
眼瞼痙攣のため、下記処方で治療していたが、改善せず。
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ツムラ抑肝散      5g
リボトリール錠0.5mg 2錠
    1日2回 朝・夕食後
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MRIの結果、神経の間隔が狭く、近接しているため目に痙攣が起こっていることが判明。根治治療としては開頭し、神経の間隔を広げる(緩衝材等を入れる)しかないと説明を受けた。リスクを考慮して、ボトックス注での治療を二年ほど継続中。

<ボトックス注>
-添付文書より抜粋
●効能・効果●
眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頸、上肢痙縮、2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足

●作用機序●
抹消の神経筋接合部における神経終末内でのアセチルコリン放出抑制により神経筋伝達を阻害し、筋弛緩作用を示す。神経筋伝達を阻害された神経は、軸索側部からの神経枝の新生により数ヵ月後には再開通し、筋弛緩作用は消退する。

薬価収載が認められたのは2009年9月。以前は自費治療であったが、現在では医療保険が適応されるようになった。
今回の症例は3割負担の方で、1回に約19000円の負担で治療を行っているとのこと。(全額自費の場合は6万円を超える計算になる。)

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