ウェールナラ配合錠(バイエル薬品)

ウェールナラ配合錠(バイエル薬品)

2012.09.19

【一般名】エストラジオール・レボノルゲストレル

効能・効果
閉経後骨粗しょう症

用法・用量
成人に対し、1日1錠を経口投与

一包化の可否   可30℃、湿度80%、暗所で1ヶ月OKのデータあり)
         1ヶ月ならOKだが、それ以上はデータがないので不明  

食事の影響    なし

同種・同効薬 
・エストロゲン製剤:プレマリン、エストリール、ホーリン、エストラーナテープルエストロジェル(ゲル剤)、ディビゲル(ゲル剤)、ジュリナ
・黄体ホルモン・卵胞ホルモン混合製剤:メノエイドコンビパッチ、ソフィアA
*エストラーナテープとジュリナ
は閉経後骨粗しょう症に適応あり

同種・同効薬との比較  
・国内初のエストロゲンと黄体ホルモンの経口配合剤
 →飲み忘れが少なく、子宮内膜増殖抑制作用による子宮内膜過形成の発現リスクの低減が期待できる。

初回投与時の注意    
・飲み忘れに気付いた場合は気付いたときに服用してよいが、なるべく同じ時間帯に服用する(飲み忘れても骨粗しょう症に対してはさほど支障なし)

その他特記事項   
・乳房不快感、乳房痛、不正出血の副作用あるが、長期服用により軽減。
・服用開始から5年間は乳がん発症率は低い。
・服用開始から1年で腰椎骨密度7.95%有意に増加。2年で10.15%増加。

付録
・ 閉経後期間が長いほど骨密度は減少し、10年間で骨密度は15%減少
 (閉経後、早期から治療を開始した方がよい)

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