クレセンバカプセル100mg

クレセンバカプセル100mg

2023.06.23

【一般名】イサブコナゾニウム硫酸塩カプセル

効能・効果 
真菌症の治療(アスペルギウス症、ムーコル症、クリプトコックス症)

用法・用量 
通常、成人にはイサブコナゾールとして1回200mgを約8時間おきに6回経口投与する。6回目投与の12~24時間経過後、1回200mgを1日1回経口投与する。

一包化の可否 
不可(吸湿性あり)、脱カプセル不可

食事の影響 
なし

同種・同効薬 
ボリコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、ノクサフィル

同種・同効薬との比較 
造血幹細胞移植患者における予防の適応がない。
ボリコナゾールで懸念される副作用の頻度が低い(眼障害、精神障害、肝胆道系機能障害)
CYP3Aを中程度に阻害する為、併用禁忌が少し少ない。

初回投与時の注意 
最初のみ1回200mgを約8時間おきに6回投与(48時間)
CYP3A4阻害薬のため禁忌あり(添付文書参照)

その他特記事項 
バイオアベイラビリティが経口と静注でほぼ同じの為、切り替え可。
注射剤は腎毒性の添加剤(シクロデキストリン)が入っていない為、他より使用しやすい。
シートの乾燥剤は取り出せないようになっている。

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