ジャドニュ顆粒分包90mg・360mg

2019.03.27

【一般名】デフェラシロクス顆粒

効能・効果　
輸血による慢性鉄過剰症

用法・用量　
12mg/kgを1日1回経口投与。1日18mg/kgを超えないこと。

食事の影響　
受けない

同種・同効薬　
エクジェイド

エクジェイドとの比較　
・懸濁不要。
・食事の影響を受けない。（顆粒にするために添加したポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールによりBAが上がった）
・副作用は同等。（実際に処方したDrからは吐き気等の副作用報告が少ないとの声。）
・約60％の投与量で同等の効果あり（ジャドニュ顆粒のBA100％に対し、エクジェイド60％）
・エクジェイド250mg＝ジャドニュ90mg　
・エクジェイド500mg＝ジャドニュ360mg
・鉄キレート換算で同一薬価。

その他特記事項　
・細粒に近い顆粒ですぐに溶ける。アップルジュースなど甘いものに溶かして服用してもよい。
・炭酸は飲みにくいので避けたほうがよい。
・血清フェリチンが1000ng/mLを超えると心不全、肝不全の危険性大。500～1000ng/mLの維持を目標にする。500ng/mL未満に下がると一旦中止可能。
・鉄キレート療法は現在の輸血治療を継続するための対症療法。
・長期投与可（新薬ではない）
・エクジェイドは厚生省から、間違い防止のため販売中止の提示がでた。
・輸血で鉄過剰になると抹消細胞に沈着し、肌がどす黒くなる。鉄キレートの服用で改善される。