トラゼンタ錠5mg（イーライリリー）

2012.11.14

• 【一般名】
  
  効能・効果
  ２型糖尿病（食事・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る）

用法・用量
１日１回５mg

一包化の可否　　　可
粉砕：25℃、60％で6ヶ月
　　　30℃、75％で1ヶ月
　　　40℃、70％で3ヶ月
　　　30℃、92％で1週間

食事の影響　　なし

 同種・同効薬　　
グラクティブ/ジャヌビア、エクア、ネシーナ、テネリア

同種・同効薬との比較　　
・ＤＰＰ－4製剤で初の胆汁排泄型薬剤（糞中排泄80％）
→腎機能低下例、透析患者へも用量調節の必要なし。
・肝機能障害の程度によらず、同一用量で投与可能。
・他の糖尿病治療薬との併用は、現段階では承認されていない。 

初回投与時の注意　　　　
１日１回、食事に関わらず服用可能

 その他特記事項　　　
・プラセボと比較し、12週でHbA1c0.9％低下
・ボグリボース（ベイスン）と比較し、26週でHbA1c0.3％低下
・国内単剤投与においては、低血糖の報告なし
・10㎎/日に増量しても、有効性・安全性は変わらない。
・2.5mg/日の検討データなし。