ニュープロパッチ(大塚製薬)

ニュープロパッチ(大塚製薬)

2013.03.27

【一般名】ロチゴチン

効能・効果
・中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群
・パーキンソン病

用量
・レストレスレッグス症候群:1日1回2.25mg/日から開始し、1週間以上の間隔をあけて2.25mgずつ増量(維持量4.5mg~6.75mg/日 最大量6.75mg/日)
・パーキンソン病:1日1回4.5mg/日から開始し、1週間毎に4.5mg/日ずつ増量(維持量9mg~36mg/日 最大量36mg/日)
・貼付部位→肩、上腕部、腹部、側腹部、臀部、大腿部   

食事の影響  なし

同種・同効薬 
ビ・シフロール、ミラペックス、レキップ 

比較  
・24時間の安定した血中濃度が得られるため、早朝の運動能力、夜間の睡眠障害の改善が期待できる。
・適応部位反応以外のAE(悪心・嘔吐等)は、増量しても発現率上がらない。                  

注意 
・適応部位反応に注意。(毎回貼る場所を変える)
・基剤にAlを含有しているため、AED、MRI、高周波治療を受ける時にははがす。
・貼ったままの入浴可能。
・はがれたら新しいものに貼りかえる、貼り忘れに気付いたらその時に貼りかえる。その場合でも次の貼りかえはいつもと同じ時刻にする。
・皮膚に完全に密着するように20秒程手のひらでパッチ全体を押しつける。

他特記事項   
・中止する場合は1日おきに4.5mg/日ずつ減量が望ましい
・高度の腎機能障害、肝障害には慎重投与
切って使用できる。(1ヶ月間は安定確認済み) 

付録
等価換算

ビ・シフロール1mg

ニュープロパッチ9mg

レキップ4mg

ミラペックス1mg

レキッップCR4mg

 

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