ハルロピテープ8mg/16mg/24mg/32mg/40mg

ハルロピテープ8mg/16mg/24mg/32mg/40mg

2020.07.10

【一般名】ロピニロール塩酸塩

効能・効果 
パーキンソン病

用法・用量 
通常成人には1日1回8mgから始め、必要に応じて1週間以上の間隔で8mgずつ増量する。胸部・腹部・側腹部・大腿部・上腕部のいずれかに貼付、24時間毎に貼り替える。1日量64mgを超えないこと。

同種・同効薬 
同一成分:レキップ・レキップCR錠/類似薬:ニュープロパッチ

同種・同効薬との比較
【レキップとくらべて】
・副作用は同程度、悪心は消化管通過がない分少ないと考えられる
【ニュープロパッチとくらべて】
・本剤にはレストレスレッグス症候群の適応なし
・ニュープロパッチは支持体に金属(アルミニウム)を含むため、添付文書にMRIやAED使用時の注意記載があるが、本剤は金属を含まないため記載はない。しかし試験をしていないため、除去しなくてよいとは言えないとの回答あり。(審査報告書内には貼付したままMRI検査や AED の使用が可能である等の特徴があるとの記載あり)
・ニュープロパッチにはハサミ等で切って使用しないことと記載あるが、本剤にはない(メーカーに問い合わせたが試験をしていないため切断については不明と回答あり)
・直接比較はないが本剤の方が適用部位紅斑は少ないと考えられる
・ロピニロールは薬物的にも刺激少ない
・本剤には「20-30秒手のひらでしっかり押し付ける」記載なし

初回投与時の注意
・メーカーHP適正使用ガイド内に他のドパミンアゴニストから本剤への切り替え換算表あり(CR錠:テープ=1:4)
・ニュープロパッチからの切り替えは同じ色を使う

その他特記事項
・主な副作用:適用部位紅斑・搔痒、傾眠、悪心
・48-72時間で定常状態
・直接日付が記入できる
・R2.12より長期処方可

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