ビソノテープ4mg・8mg(トーアエイヨー)

ビソノテープ4mg・8mg(トーアエイヨー)

2014.03.25

【一般名】ビソプロロール

効能・効果
本態性高血圧症(軽症~中等症)

用法・用量
通常、成人にはビソプロロールとして8mg11回、胸部、上腕部又は背部のいずれかに貼付し、24時間ごとに貼りかえる。

食事の影響   なし

同種・同効薬
メインテート(ビソプロロールフマル酸塩)

比較
・ビソノテープ4mg≒メインテート錠2.5mg  テープ8mg≒錠5mg
・現在の適応は本態性高血圧症(軽症~中等症)のみで、メインテート錠0.625mgに相当する規格はない。
・メインテート錠と比べ血中濃度の立ち上がりがゆるやかなので、ピーク値とトラフ値の差が小さくなり、ふらつき、立ちくらみの副作用が少ない。

注意    
・皮膚症状防止のため、毎回貼付部位を変える。
・腎機能障害のある患者では、1日1回4mgより投与を開始することを考慮する。

その他特記事項   
・世界初のβ1遮断テープ剤
・皮膚障害の副作用発現率13.0%で、これに対しフランドルテープは皮膚障害が少なくなるよう改良されているため5.2%と少ない。
・心疾患の合併症のある高血圧症に推奨される。
・中止する場合は徐々に減量する、この場合テープはカットしてよい。
・テープが一部はがれてしまった場合には、絆創膏などで落ちないように固定する。
・長期処方解禁は2014年9月から

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