ブルキンザカプセル80mg
〒812-0034 福岡県福岡市博多区下呉服町2-13
TEL 092-271-5350
2025.07.18
【一般名】ザヌブルチニブ
効能・効果
・慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)
・原発性マクログロブリン血症及びリンパ形質細胞リンパ腫
用法・用量
通常、成人にはザヌブルチニブとして1回160mgを1日2回経口投与する。
なお、患者の状態により適宜減量する。
同種・同効薬
イムブルビカ、カルケンス
同種・同効薬との比較
・オフターゲットキナーゼ阻害が一番少ないため、他に比べて副作用が少ない。
・イムブルビカより副作用発現率が7%少なく、投与中止例も半分程度。
・24時間にわたり高い血中濃度を維持できるため、奏功しやすい。
初回投与時の注意
・初発、再発どちらでも服用可。
・主な副作用は好中球減少(中止後7日程度で回復)、感染症、胃腸障害。特異的な副作用で高血圧(ベースより20以上の上昇)
・出血の副作用あり。服用中は皮下出血、あざができていないか確認する。
・感染症対策として、ST合剤、アシクロビルが併用されることがほとんど。
・血球減少(貧血)に伴い、頭痛が出ることがあるため症状ある時は早めにDr.へ相談する。
・服用開始初期に疲労・倦怠感、皮疹、関節痛が出ることがある。皮疹はステロイド、関節痛はNSAIDsで対応。
その他特記事項
・減量規定あり。4回目以降はデータがない為投与中止。
・飲み忘れた場合、次の服用まで8時間以上空いていれば気づいたときに服用可。
付録
・2026年3月末までは14日の投与制限あり。
・1か月の薬価はイムブルビカと同等
・外箱開封済み製品の返品制度導入あり。
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