プレバイミス錠240㎎

プレバイミス錠240㎎

2018.08.31

【一般名】 レテルモビル 

効能・効果
同種造血幹細胞移植患者におけるサイトメガロウイルス(CMV)感染症の発症抑制

用法・用量
通常、成人にはレテルモビルとして480mgを1日1回経口投与する。
シクロスポリンと併用投与する場合にはレテルモビルとして240mgを
1日1回経口投与する。

一包化の可否 
×

食事の影響 
なし

同種・同効薬  
抗CMV薬:内服…バリキサ 点滴…デノシン、ホスカビル

同種・同効薬との比較
日本で初めて同種造血幹細胞移植患者におけるCMV感染及び感染予防を目的として開発された。ヒトには存在しないCMVのDNAターミナーゼを阻害してウイルスを抑制する。(世界初の機序)

初回投与時の注意
シクロスポリンと併用投与すると、どちらの血中濃度も上昇するため、半量投与。
移植当日から移植後28日後までを目安として投与を開始。投与期間は、リスクを考慮しながら100日目までが目安。(入院期間は平均2ヶ月)
併用禁忌薬はオーラップ、クリアミン配合錠、バルタンM、エルゴメトリン(CYP3A阻害による)
主な副作用は、悪心(7.2%)、下痢(2.4%)、嘔吐(1.9%)

その他特記事項
・点滴と同時発売。点滴は原則、服用できない際に使用。
(添加剤のヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンが腎機能を悪化する恐れがあるため(治験では問題なし)、錠剤を推奨している。)
・点滴と錠剤の切り替え時は、特に注意事項なし。
・1錠あたり14379円

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