マリゼブ錠 12.5mg・25mg

マリゼブ錠 12.5mg・25mg

2017.07.21

【一般名】 オマリグリプチン

効能・効果
2型糖尿病

用法・用量
通常、成人にはオマリグリプチンとして25mgを1週間に1回経口投与する。
重度腎不全:eGFR<30(男性:Cr>1.9、女性Cr>1.4)は12.5mgを週1回
透析時の服用時間はいつでもよい
服用を忘れた場合は、気付いた時点で1回分服用し、その後あらかじめ定められた曜日に服用すること。同日中に2回分服用しないこと

食事の影響 
なし

同種・同効薬  
DPP-4阻害剤
週1回型:ザファテック
毎日型:スイニー、ネシーナ、ジャヌビア、グラクティブ、トラゼンタ、オングリザ、テネリア、エクア

同種・同効薬との比較
・腎排泄型 (ザファテック錠は肝代謝型-CYP2D6により活性代謝物生成)
・血液透析や重度の腎機能障害でも半量(12.5mg)/週で服用可能(ザファテックは禁忌)
・膜透過性が高いため、体内に広く分布するので腎臓での単位時間あたりの濾過量が少なく(排泄に約1週間時間を要する)、大部分が尿細管で再吸収され、効果が長続きする
・ジャヌビアとほぼ同じ効果(HbA1c1%以下)、副作用も同じ。

初回投与時の注意その他特記事項
・単体では低血糖は起こりにくいが、SU剤と併用する場合は注意が必要

その他特記事項
・飲み忘れ時のアドバイス・・持続効果が長く(約10日間)、低血糖も起こしにくいため、厳密に考えなくて良い。次回診察日までに処方された分を飲みきってしまえばよい。
名前の由来・・オマリグリプチンと7日(セブン)

© 2017 双和薬局