〒812-0034 福岡県福岡市博多区下呉服町2-13
TEL 092-271-5350
2017.12.22
【一般名】グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル配合錠
効能・効果
C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
用法・用量
●セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎の場合・・・1回3錠1日1回、食後に経口投与。投与期間は8週間。
なお、C型慢性肝炎に対する前治療歴に応じて投与期間は12週間とすることが可能。
●セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型代償性肝硬変の場合・・・1回3錠を1日1回、食後に経口投与。投与期間は12週間。
●セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しないC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変の場合・・・1回3錠を1日1回、食後に経口投与。投与期間は12週間。
一包化の可否
吸湿性があるため避ける。(無包装、室温30℃・湿度60%条件下、1.5ヶ月で有効性低下)
食事の影響
あり。(空腹時だと、吸収率が下がる)
同種・同効薬
●インターフェロンフリー製剤(DAA)
●ジエノタイプ1・・・ダクルインザ・スンベプラ・ヴィキラックス・ハーボニー配合錠
●ジエノタイプ2・・・ソバルディ
同種・同効薬との比較
●セログループ1~6全てにおいて適応
●C型慢性肝炎のセログループ1・2においては最短8週間治療が可能
初回投与時の注意
●併用禁忌:アトルバスタチン、リファンピシン、アタザナビル
●飲み忘れた場合、18時間以内であれば、服用可。18時間以上では1回とばす。
●噛み砕いたり、溶解してはいけない
その他特記事項●主な副作用・・・悪心、頭痛、掻痒感、倦怠感、鼻咽頭炎、血中ビリルビン増加(T-Bil)
●臨床試験で中止となったAEは悪心・嘔吐(1例)
●透析中の患者に対する用量調節不要
●妊婦⇒有益性投与、授乳婦⇒授乳を中止
付録
患者用初回説明冊子あり
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