ミカムロ配合錠AP・BP(アステラス製薬)

ミカムロ配合錠AP・BP(アステラス製薬)

2013.07.23

【一般名】テルミサルタン/アムロジピンベシル酸塩配合錠
     AP:40mg/5mg  BP:80mg/5mg 

効能・効果
高血圧症

用法・用量
1日1回1錠(APもBPも)経口投与。
★高血圧治療薬の第一選択薬として用いない。

一包化の可否   

 食事の影響    なし 

同種・同効薬  
ARB/Ca拮抗薬配合剤;
エックスフォージ、ユニシア、レザルタス、アイミクス

同種・同効薬との比較  
・ミカルディス、アムロジピンはそれぞれARB、Ca拮抗薬の中で半減期が長いため持続的な効果が期待できる。

初回投与時の注意    
・禁忌:妊婦、胆汁排泄のきわめて悪い患者・肝障害のある患者(100%胆汁排泄)、ラジレス投与中の糖尿病患者

その他特記事項   
・ミカルディス80mg+アムロジピン5mg(ミカムロBP)とミカルディス40mg+アムロジピン10mgは効果が同等。
→アムロジピンを増量するより、テルミサルタンを増量することで浮腫の副作用発現が軽減できる。
・微量アルブミン尿を呈するⅡ型糖尿病患者において尿中アルブミンを低下させる。顕性腎症への移行率を低下させる。
・ミカムロAPでの効果不十分例において、BPでは収縮期血圧91.7%、拡張期血圧86.4%の降圧効果あり。

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