ムンデシンカプセル
〒812-0034 福岡県福岡市博多区下呉服町2-13
TEL 092-271-5350
2020.05.01
【一般名】フォロデシン塩酸塩
効能・効果
再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)
用法・用量
フォロデシンとして1回300mgを1日2回経口投与
同種・同効薬
なし
・感染症
日和見感染に注意する必要があるため、ST合剤、抗ヘルペス薬、抗サイトメガロウイルス薬など併用となることが多い
・重篤な腎機能低下のあるある患者
リンパ球、好中球、血小板減少が憎悪するおそれがある
・ヒトT細胞の増殖に関与するプリンヌクレオシドホスホリラーゼ(PNP)を阻害しアポトーシスを誘導、腫瘍の増殖を軽減する。
・PTCLは日本で2000人、福岡では20例程度の希少病である(希少病医薬品)
現在、日本でのみ治療ができる。希少病医薬品の為、レジメン数も少なく
臨床データ50例、病期分類ステージⅠ~Ⅳまでとバラバラである
・再発・難治性の場合CHOP療法のみでは生存期間が短いため、開発された。
・CHOP療法で細胞をたたいた後の維持で使用、腫瘍はゆっくり小さくなっていく。
・副作用は少ないが、感染症、血液毒性、エプスタイン・バーウイルス関連悪性リンパ腫に注意
*CHOP療法 シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンフリスチン、プレドニゾロンを組み合わせた化学療法
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