モビコール配合内用剤

モビコール配合内用剤

2019.06.28

モビコール配合内用剤

効能・効果 
慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)

用法・用量 
・2歳以上7歳未満の幼児:初回は1回1包を1日1回経口投与。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1〜3回経口投与、最大1日4包まで(1回量として2包まで)。
・7歳以上12歳未満の小児:初回は1回2包を1日1回経口投与。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1〜3回経口投与、最大1日4包まで(1回量として2包まで)
・成人及び12歳以上の小児:初回は1回2包を1日1回経口投与。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1〜3回経口投与、最大1日6包まで(1回量として4包まで)。

食事の影響 
受けない

同種・同効薬 
カマグ、アローゼン、ラキソベロン、ブルゼニド、ヨーデル、ラクツロース、グーフィス、アミティーザ、漢方

初回投与時の注意 
・初回は2包から開始。6包まで増量可(成人の場合)
・1包あたりコップ1/3程度(約60ml)の水に溶かして服用。(大き目の容器に入れてよく振るとより早く溶ける)
・数回に分けて服用も可(その場合は冷蔵庫に保存)。分割しても効果は変わらない。
・ジュース等に溶かして服用も可。
・初回は排便効果が出るのに2日かかる。即効性はない。

その他特記事項 
・海外のガイドラインにおいて、慢性便秘症の治療薬として推奨されている。(治療薬のベースとして第一選択薬に使用)
・一般的には多めの水分でとった方がよい。
・腸管で吸収されず、そのまま便に水分を運んでいく。
・味はほぼ無味無臭(少し塩気あり)
・Mg が使えない患者にも使いやすい。(透析患者は水分制限があるため注意)
・排便習慣をつけれる。
・下痢・腹痛等の副作用は比較的少ない。

付録 
モビコール®の服用量調節(目安)
・モビコール®は、毎日の便の状態を観察しながら服用量を適宜増減していきます。
・服用量の調節は、便の硬さや排便回数、残便感、腹痛など、患者の状態をよく観察しながら行います。

モビコール配合内用剤

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