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TEL 092-271-5350
2019.09.30
【一般名】エボロクマブ(IgG2モノクロナール抗体)
効能・効果
家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症。
ただし、以下のいずれも満たす場合に限る。
・心血管イベントの発現リスクが高い
・HMG-CoA 還元酵素阻害剤で効果不十分、又はHMG-CoA 還元酵素阻害剤による治療が適さない
<使用上の注意>
HMG-CoA 還元酵素阻害剤と併用すること
⇒HMG-CoA 還元酵素阻害剤による治療が適さない場合においてはレパーサ単独OK。
その場合レセプトに明確な理由を記載する必要あり。
理由)
①副作用の既往等によりHMG-CoA 還元酵素阻害剤の使用が困難な患者
②HMG-CoA 還元酵素阻害剤の使用が禁忌とされる患者
用法・用量
◇家族性高コレステロール血症ヘテロ接合体及び高コレステロール血症
通常、成人にはエボロクマブ(遺伝子組換え)として420mgを4週間に1回皮下投与する。
◇家族性高コレステロール血症ホモ接合体
通常、成人にはエボロクマブ(遺伝子組換え)として420mgを4週間に1回皮下投与する。効果不十分な場合には420mgを2週間に1回皮下投与できる。なお、LDLアフェレーシスの補助として本剤を使用する場合は、開始用量として420mgを2週間に1回皮下投与することができる。
同種・同効薬
・PCSK9阻害薬 プラルエント
・レパーサ シリンジ・ペン製剤(2週に1回投与)
初回投与時の注意
・投与前準備・・45分以上かけて室温に戻す(ペンは30分)
(手で温めない。カートリッジの上部に触れることで不具合が生じる場合あり)
・注射部位・・上腕部(人にしてもらう場合)、腹部(腹部を膨らませたり、しわが寄らないよう注意)、大腿部
*しっかりくっつくので、多少動いてもよい。
・1本投与に約9分(シリンジの3本分の用量のため、投与時間も長くなる)
・注入量が多いため、投与後は注射部位が膨らむ
その他特記事項
・警告ランプ(赤い点滅)がなったら、もう使えないため、すみやかに回収する
⇒MRに連絡、患者様による手技の不備がある場合、代替品をお渡しできるとは限らないため確認が必要。
・薬価 420mg オートミニドーザー:46.511円
・その他、140mgシリンジの項参照
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