レンビマカプセル4mg、10mg

レンビマカプセル4mg、10mg

2023.02.10

【一般名】 レンバチニブメシル酸塩

効能・効果 
根治切除不能または転移性の腎細胞がん(適応追加)

用法・用量 
ペムブロリズマブ(キイトルーダ)との併用において、1日1回20mgを経口投与。
患者の状態により適宜増減する。

一包化の可否 
不可(加水分解により効果が落ちるため)

食事の影響 
なし

同種・同効薬 
ネクサバール、スーテント

同種・同効薬との比較 
・他剤に比べ効果が良い分、副作用も多い。
・スーテントとの比較試験はあるが、ネクサバールとの比較試験はなし。

初回投与時の注意 
・キイトルーダの併用を確認する。
・重度の肝機能障害がある患者や高齢者は減量して開始する例もあり。
・主な副作用:下痢、高血圧、食欲減退、手足症候群、甲状腺機能低下等。キイトルーダと併用のため、免疫関連副作用もあり。

その他特記事項 
・減量基準あり(添付文書参照)
・キイトルーダとレンビマどちらのAEか判断がつかない時はレンビマを2日間休薬。改善あればレンビマのAEの可能性が高い(t1/2が35hrのため)
・疲労・倦怠感を訴える患者が多い。投薬時に仕事や家事ができているか等確認してフォローする。 

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