テリパラチドBS皮下注キット600ug

テリパラチドBS皮下注キット600ug

2020.06.19

【一般名】テリパラチド(遺伝子組換え)注射剤

効能・効果 
骨折の危険性の高い骨粗鬆症

用法・用量
1日1回20ugを皮下に注射する。なお、本剤の投与は24ヶ月までとすること

食事の影響 
なし

同種・同効薬 
フォルテオ皮下注キット600µg(先発)、テリボン皮下注28.2µgオートインジェクター

同種・同効薬との比較 
・フォルテオのバイオシミラー(BS)である
・テリボン皮下注28.2µgオートインジェクターは1週間に2回自己注射

初回投与時の注意 
・初回のみ空打ちが必要
・使用前も使用開始後も冷蔵庫(2~8℃)で保管
・初回処方せん持参で投薬→患者はテリパラチドBSを持って院内へ戻る
 →外来Nsが導入指導する(針とアルコール綿は病院から毎回渡す) 
 スターターキット(日誌、開始日シール、クイックガイド、保冷バッグ、保冷剤)も病院で渡される
・手技の動画は持田製薬HPにある

その他特記事項
・禁忌 高カルシウム血症など、フォルテオに準ずる
・24か月=26本となる
・28日分/本なので28日が経過したら残薬が残っていたら廃棄
 使用針入れを渡す
・薬価26491円/本 比較:フォルテオ44136円/本の60%程度の薬価

付録
・バイオシミラーとは
 すでに使用されているバイオ医薬品の特許が切れたあとに他の会社が製造・販売するバイオ医薬品のこと
・テリパラチドBSの場合、250件の第Ⅲ相試験を行い、先発のフォルテオと同等の効果がある事を確認している

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