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2020.07.24
【一般名】 ホリトロピンアルファ(遺伝子組み換え)
効能・効果
1.生殖補助医療における調節卵巣刺激
2.視床下部−下垂体機能障害又は多嚢胞性卵巣症候群に伴う無排卵及び希発排卵における排卵誘発
3.低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症(MHH)における精子形成の誘導
用法・用量
1.2.省略
3.1回150IUを1週3回皮下投与する。精子形成の誘導が認められない場合には、本剤の用量を1回に最大300IU、1週3回を限度として適宜増量する。
投与部位:上腕・大腿・腹部・臀部等に順序良く移動し、連続して同一部位に注射しないこと
同種・同効薬
・同種薬:ゴナールエフ皮下注用(バイアル)
・同効薬:ゴナピュール・フォリルモン
同種・同効薬との比較
・バイアル使用時(27G)より細い注射針(34-35G)を使用できるため痛みが少ない
・薬価はバイアルに比べてペンが高い
・同効薬のうち、MHHの適応があるのはゴナールエフのみ
・ゴナールエフのみ遺伝子組み換え製剤でヒト尿由来ではないためアレルギー反応が少ない
・同効薬は筋肉注射のみでペンの剤形なし
初回投与時の注意
・hCG製剤(ゴナトロピン等)と併用投与
・アンドロゲン依存性悪性腫瘍及びその疑いがある患者に禁忌
・初回使用時に大きな気泡がある場合のみ空気抜きを行い、以降の注射では行わない(1、2回空気抜きに失敗しても十分な量が入っている)
その他特記事項
・2~8℃で遮光して保管(ただし、2年間の使用期限の内3カ月以内であれば25℃以下で遮光して保管も可能)。凍結したものは使用不可。
・使用開始後は25℃以下で遮光して保管し、28日以内に使用
・投与期間の制限なし
・主な副作用:注射部位疼痛、女性化乳房、ざ瘡、精索静脈瘤(男性)
・男性と女性では副作用が異なる
付録
ゴナールエフペイシェントケアサポートセンター
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