フルダラ錠10mg(サノフィ)

フルダラ錠10mg(サノフィ)

2012.11.07

【一般名】フルダラビン リン酸エステル

効能・効果
再発、難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫・マントル細胞リンパ腫
貧血または血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病

用法・用量
40mg/㎡(体表面積)を1日1回5日間連日投与し、23日間休薬。これを1クールとし、投与を繰り返す。

体表面積【㎡】

1日用量(1日あたりの錠数)

0.89-1.13

40㎎(4錠)

1.14-1.38

50mg(5錠)

1.39-1.63

60mg(6錠)

1.64-1.88

70mg(7錠)

1.89-2.13

80㎎(8錠)

2.14-2.38

90mg(9錠)

※腎機能低下症例には減量(添付文書参照)

一包化の可否   不可

食事の影響    なし

同種・同効薬   トレアキシン静注

同種・同効薬との比較(他の抗悪性腫瘍剤との比較)
・細胞分裂期、静止期いずれにも殺細胞的に働く(静止期に効果がある薬剤は少ない)
・移植の前処置にも用いられる 

初回投与時の注意    
・副作用;骨髄抑制に注意→減量、休薬の指標あり(添付文書参照)
・食事に関係なく、毎日決めた時間に服用。
・飲み忘れた場合はその日は服用せず、翌日から残りの日数分服用する。
・決めた時間から少しでも遅れた場合は、その日は服用しない。 

その他特記事項   
・6クールを超える投与の報告はない。 

付録
・悪性リンパ腫の初期症状=半年で10%以上の体重減少、発熱、寝汗

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