テリボン皮下注28.2µgオートインジェクター

テリボン皮下注28.2µgオートインジェクター

2020.06.05

【一般名】テリパラチド酢酸塩

効能・効果 
骨折の危険性が高い骨粗鬆症

用法・用量 
通常、成人にはテリパラチドとして28.2µgを1日1回、週に2回皮下注射する。本剤の投与は24か月間までとすること。

食事の影響 
なし

同種・同効薬 
フォルテオ皮下注、テリボン皮下注56.5µg

同種・同効薬との比較 
フォルテオは1日1回自己注射
テリボン皮下注56.5µgは自己注射ができない方が病院に通院して週に1回注射する

初回投与時の注意 
・投与間隔は原則3~4日間隔とすること。(例 月、木)
・半透明のキャップを外して皮膚(腹部・大腿部)に直角にあてしっかり「カチッ」と音がするまで押し当てる。(目安5秒)再度音がなり動作が完了すると確認窓が透明からオレンジ色にかわる。
・注射後は針ガバーが自動ロックされるのでそのまま廃棄(リキャップできない)
・冷所保存→常温で20分戻しておくと注射時に冷たい・痛いといった症状が軽減される
・主な副作用は、悪心、嘔吐、頭痛、倦怠感

その他特記事項 
・1回使い切り(針の装着・交換・空うちなし)
・廃棄用ポーチあり(4本入る)
・テリボン皮下注56.5µgと比較して骨密度増加作用は非劣性、副作用の発現頻度は減少(56.2%→28.2%)
・本剤投与をやむを得ず一時中断したのちに再投与する場合でも、投与の合計が24ヶ月(104週、208回)を超えないこと。注射記録手帳あり
・薬価6018円/本

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