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2024.11.01
【一般名】人免疫グロブリンC
効能・効果
・無又は低ガンマグロブリン血症
・慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)の運動機能低下の進行抑制(筋肉低下の改善が認められた場合)
用法・用量
・通常、50~200mg(0.25~1ml)/kg体重を週1回皮下投与。2週間に1回投与する場合には、1週あたりの用量の2倍量を皮下投与する
・通常、成人には1週あたり200mg(1ml)/kg体重を1日または連続する2日で分割皮下投与。患者の状態に応じて最大400mg(2ml)/kg体重から投与を開始できる。なお維持用量は200~400mg/kg体重で適宜増減する。
食事の影響
なし
初回投与時の注意
・メーカー提供のクロノポンプシリンジ・ジョイントニードル・シリンジコネクタを注射使用回数分(+失敗したときの予備分)お渡しする。廃棄ボックスあり。クロノポンプは病院が貸し出す
・1か所あたりの投与量は初回20ml以下、最大で50mlまで増量可(2か所で100ml)。投与速度は1部位あたり初回20ml/時間以下とし、最大50ml/時間まで増加できる。1g投与するのに3分かかる。
・主な副作用は注入部位の腫脹・紅斑・痛み・かゆみ・硬結→穿刺部5cm間隔あけてローテーションする。
その他特記事項
・CSLホームデリバリーサービスあり(佐川急便)ただし3~4営業日後の配送になる。
・1本40166円
・CIDP:炎症により末梢神経の髄鞘が壊され、手足に力は入りづらい、物をうまくつかめない、疲れやすいといった症状が現れる。2か月以上にわたって進行し、誤診が多い。
・静注に比べて少量を高頻度に投与することにより、免疫グロブリンG値の変動が少なく副作用発現が少ない。皮下注射なので静脈の確保が困難な患者(小児・高齢者など)へ投与が可能で、患者の自己投与・在宅投与が可能。
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