オンジェンティス錠25mg
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2021.02.05
【一般名】 オピカポン
効能・効果
パーキンソン病における症状の日内変動(wearing-off現象)の改善
用法・用量
オピカポンとして25mgを1日1回
・レボドパ・カルビドパ(ネオドパストン)又はレボドパ・ベンセラジド(マドパー)と併用する。
・レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジドの投与前後1時間以上あける。
・食事の前後1時間以上あける。
一包化の可否
可(バラ錠の瓶あり)
半錠の可否
光に弱いため推奨しない(フィルムコーティングされている)
食事の影響
あり
食後投与で、Cmax及びAUC0-∞は、空腹時投与したときと比べて、それぞれ0.53倍及び0.57倍に低下。
同種・同効薬
エンタカポン(コムタン)
同種・同効薬との比較
・1日1回(コムタンは最大1日8回)。24時間にわたりS-COMT活性阻害
・着色尿なし、併用禁忌なし(コムタンは赤褐色尿、鉄剤禁忌)
初回投与時の注意
・禁忌:重度肝機能障害(Child-Pugh 分類 C)
・併用薬にネオドパストン、マドパーがある
・用法がネオドパ又マドパー投与及び食事の前後1時間以上あいている
その他特記事項
・2021年9月新薬制限解除
・副作用:ジスキネジアの発現が一番多い(17.3%)
・海外では50㎎の1号カプセル剤で大きいため、日本で小さめの錠剤に改良
・効果は欧米人50㎎と日本人25㎎の投与が同等
・名前の由来-薬が効く時間(ON-Time)、日常の活動状態(ON-State)
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