ペンタサ坐剤1g(杏林製薬 )

ペンタサ坐剤1g(杏林製薬 )

2013.07.03

【一般名】メサラジン

効能・効果
潰瘍性大腸炎(重症例を除く)

用法・用量
1日1個を直腸内へ挿入
注)直腸部の炎症性病変に対して使用すること。本剤が腸内で到達する範囲は直腸部に限局されるため、S状結腸より口側の炎症には効果が期待できない。

食事の影響  なし

同種・同効薬  
アサコール錠、ペンタサ錠、サラゾピリン錠-坐剤、アザルフィジンEN、ステロネマ注腸、プレドネマ注腸、リンデロン坐剤

 同種・同効薬との比較  
・注腸剤に比べ、使用法が簡便
・下痢、粘血便に対して著効を示す(速やか→投与3日目頃から)

その他特記事項   
・下痢の症状がある場合には寝る前や下痢後の投与がおすすめ。
・水溶性基剤のため室温保存可。高温は不可。
・挿入しにくい場合は水で一度濡らすと良い。
挿入後、坐薬が出てきてしまった場合-通常の坐薬は油性基剤を使用しており、30分以上挿入できていれば効果あるといわれているが、ペンタサは水溶性基剤を使用のため、30分では吸収できない。もっと長時間が必要(具体的には不明)

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