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2024.04.05
【一般名】 ドネペジル
効能・効果
アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制
用法・用量
・軽度・中等度→1日1回27.5mgを貼付
・高度→27.5mgで4週間以上経過後、55mgに増量(27.5mgに減量可)
・背中、上腕部、胸部のいずれかの正常で健康な皮膚に貼付し、24時間毎に貼りかえる
※内服からの切り替え:ドネペジル5㎎=アリドネパッチ27.5mgに相当
次の投与予定時刻に切り替え、同時期に投与することにより過量投与にならないように注意
同種・同効薬
AChE阻害薬-アリセプト(ドネペジル)、レミニール、リバスタッチパッチ
同種・同効薬との比較
・ドネペジル経口薬のみレビー小体型認知症の適応あり、本剤は適応なし
・ドネペジル経口薬と比べて、血中濃度の上昇がなだらかな為、消化器症状が出にくいと期待されている(データはない)
・レミニール、リバスタッチパッチは軽度・中等度までの適応
初回投与時の注意
・皮膚症状が起きやすいため、貼付部位を毎回変更するように指導(同じ部位には7日以上の間隔をあけて貼付)
・お風呂上りに貼付がよい(ふやけるので粘着シートが残りにくく剥がしやすくなる+スキンケアのタイミングがお風呂上りのことが多い為)
・直射日光が貼付部位に当たらないように注意
→光線過敏症発現のおそれがある為、はがした後も3週間は注意(動物では発現報告あるが臨床試験ではなし、市販直後調査の段階でも報告なし)
・RMPの冊子を渡す
その他特記事項
★皮膚症状がどこに症状が発現したかを確認
外側(粘着層)-炎症によるもの→治るのに時間がかかる
内側(薬物層)-血管拡張によるもの→3日くらいで改善の報告あり
・貼り替え前の血中濃度が一番高い
・名前の由来はアリドネ=アリセプト+ドネペジル
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