エクエル(大塚製薬)
2015.03.20
【一般名】 エクオール
効能・効果
二重盲検比較試験で以下に改善したデータあり
a)ホットフラッシュ、首、肩こりの程度、骨吸収、全身骨密度
b)肌に対する効果…シワ面積率の変化(目尻)、シワの最大深さの変化(目尻)
c)糖代謝(HbA1c)、脂質代謝(LDL-C)、血管機能(CAVI値)
用法・用量
1日4錠 (服用時間や回数に指定なし。半減期8時間なので朝2錠、夕2錠の服用がよいかもしれない。) 水で服用、または噛み砕いてもよい。
食事の影響
なし
同種・同効薬との比較
エストロゲン作用はプレマリンと比較すると1/1000~1/100程度
その他特記事項
・妊婦・授乳婦・大豆アレルギーの人は服用できない。
・補足でエクオールを体内で作ることができるかどうかチェックできる検査用キットあり(税抜き¥3800)
・体内でエクオールを作り出せる人は日本人の場合5割程度。若い世代は2割程度
・エクオールを作れない人が作れるようになることはない。
・エクオールの1日の摂取量の目安は10mg。エクオール10mgを作るのに必要な大豆イソフラボンは30~50mg。大豆食品では豆腐2/3丁(200g)、納豆1パック(50g)、豆乳一杯(200g)に相当する。
・研究データはないが、抗アンドロゲン作用で前立腺肥大、前立腺癌、脱毛改善にも効果があるかもしれないと言われている。
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