キャブピリン配合錠
2022.01.07
【一般名】 アスピリン/ボノプラザンフマル酸塩配合錠
効能・効果
下記疾患又は術後における血栓・塞栓形成の抑制(胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の既往がある患者に限る)
・狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)、心筋梗塞、虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA)、脳梗塞)
・冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後
用法・用量
通常、成人には1日1回1錠(アスピリン/ボノプラザンとして100mg/10mg)
一包化の可否
可
食事の影響
なし
同種・同効薬
タケルダ
同種・同効薬との比較
・小さく飲みやすくなった。(キャブピリンの直径8mm/タケルダの直径10mm)
・タケルダは一包化する際、錠剤が欠けることがありその点を改良。(フィルムコーティング)
・血中濃度の立ち上がりが早い。また、酸に強く胃内pH4以上に保て、塩基性が強いため失活しにくい。(pH4以下になると効果↓)
初回投与時の注意
禁忌:アタザナビル塩酸塩(レイアタッツ)、リルピビリン塩酸塩(エジュランド)投与中患者
出血傾向のある患者、消化性潰瘍のある患者、アスピリン喘息又はその既往歴のある患者、
出産予定日12週以内の妊婦
その他特記事項
・抗血小板療法時の出血性合併症の発生時期は3日以内で65.6%以上と高い。
タケキャブは、初回投与時4~5時間で胃酸分泌抑制作用を示すため効果的
(ランソプラゾールは4~5日効果発現)
・作用時間が長く、夜間酸逆流を十分に抑制できる
・薬価 126.7円 (タケルダ 薬価 53円)
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