フルティフォーム50ｴｱｿﾞｰﾙ/125ｴｱｿﾞｰﾙ56吸入（ 杏林製薬）

2013.12.10

【一般名】フルチカゾンプロピオン酸エステル/ホルモテロールフマル酸塩水和物

効能・効果
気管支喘息（吸入ステロイド剤および長時間作動型吸入β2刺激剤の併用が必要な場合）

用法・用量
５０ｴｱｿﾞｰﾙを１回２吸入1日２回投与
１２５ｴｱｿﾞｰﾙを１回２～４吸入１日２回投与

食事の影響　　なし

同種・同効薬　　
アドエア、シムビコート

同種・同効薬との比較　　
・吸入直後から（５分）気管支拡張効果が得られ、喘息症状を長期にコントロール可能

初回投与時の注意　　　　
・初回噴霧もしくは3日以上使用しなかった場合は、４回空噴霧する。
・吸入後のうがい（口腔カンジダ症、嗄声の予防のため）
・「吸い始めると同時にアルミ缶を押す」と説明すると分かりやすい。

その他特記事項　　　
・ｴｱｿﾞｰﾙ噴霧と吸入の同調が難しい患者には吸入用補助器具あり。
・ホルモテロールは水に不安定で製剤化がしにくかったが、DSCG（インタールの成分：クリモグリク酸Na）を薬効を示さない程度の少量くわえることで安定化に成功。

付録

合剤	ステロイド	長時間作動型β2刺激薬	含有量（ｽﾃﾛｲﾄﾞ/β2）
アドエア 100、250、500	フルチカゾン （フルタイド）	サルメテロール （セレベント）	100、250、500/50μｇ
シムビコート	ブテゾニド （パルミコート）	ホルモテロールフマル酸 （オーキシス＝9μｇ）	160/4.5μｇ ※β2＝ｵｰｷｼｽの１/2
フルティフォーム 50、125	フルチカゾン （フルタイド）	ホルモテロールフマル酸 （オーキシス＝9μｇ）	50、125/5μｇ