インライタ錠(ファイザー)

インライタ錠(ファイザー)

2012.10.03

【一般名】アキシチニブ

効能・効果
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌

用法・用量
1回5㎎を1日2回。 効果不十分の場合は、2週間あけて1回7㎎、1回10㎎へ段階的に増量可能。
最大用量;1回10mgを1日2回

一包化の可否   可(特別な薬なので、分包しないほうが良い)

食事の影響    なし

同種・同効薬  
ネクサバール、スーテント、アフィニトール

同種・同効薬との比較  
・ネクサバールと比較し、生存期間延長効果・抗腫瘍効果で有意に優れる。
・手足症候群の副作用頻度、重症度が低い。
・分子標的薬を対象として治験を行った、唯一の薬剤。 

初回投与時の注意    
・高血圧のAEが約80%で出現するため、注意
 ⇒投与開始後4日くらいで起こる
 ⇒降圧剤の投与、またはインライタの減量を考慮
・飲み忘れた場合、次の服用予定時刻の3時間前までに服用するか、そのまま服用せず、次の服用を行う。 

その他特記事項   
・AEにより減量する場合、1回3㎎ ⇒ 1回2㎎ と段階的に行う。
・他剤から切り替える場合、一般的に1週間程度休薬する(エビデンスなし) 

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