ソブリアードカプセル100mg(ヤンセンファーマ)

ソブリアードカプセル100mg(ヤンセンファーマ)

2014.01.07

効能・効果
セログループⅠ(1a)又はⅡ(1b)のC型慢性肝炎における次のいずれかのウイルス血症の改善
1.血中HCV RNA量が高値の未治療患者
2.インターフェロンを含む治療法で無効又は再燃となった患者

用法・用量
1日1回100mg。投与期間は12週間。
・最初12週は3剤併用(Peg-INF+リバビリン+ソブリアード)
・続く12週は2剤併用(Peg-INF+リバビリン)。効果に応じて更にこの2剤を24週投与可。Peg-INFとリバビリンの総投与期間は48週を超えないこと。

一包化の可否 ×(データなし。遮光の必要あるためお勧めしない)

食事の影響  なし

同種・同効薬  テラビック

比較  
・ペガシス、コペガスと併用可能(テラビックは併用不可)
・副作用の皮膚症状:テラビック>ソブリアード

初回投与時の注意    
Peg-INFα及びリバビリンと併用すること。(単剤での有効性は確立していない)

その他特記事項   
・服用によりビリルビン値が一過性の上昇を示すが、ソブリアード中止後1ヶ月で正常値へ戻る(2週間目に黄疸が出やすい。自覚するほどの黄疸が出た場合は中止を検討)
・前治療有効例の再燃には95%の効果(2剤又はテラビックの3剤治療後にも使用可)
・前治療無効例には50%の効果
・脱落はPeg-INF、リバビリンのAEによるものがほとんど。ソブリアードによる皮膚症状、貧血は2剤よりも程度が低い。(ヘモグロビン、血小板への影響はソブリアード追加で変化なし)
・再投与不可(薬剤耐性が生じるため)
・CYP3A4により代謝される 

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